旅行先の決定方法は? 決定方法のメリットデメリットとおすすめ方法

幹事の社内調整

どのように方面や内容を決めるか、迷いますよね。迷う理由は何でしょうか。

参加者から不満が出ないようにしたいし、勝手に進めていると思われたくない。
団体で楽しめる内容にもアイディアが欲しいなぁ

決定方法を迷う理由は、不満の矛先になることを恐れるケースが多いと思います。幹事が不安になる必要はありません。

所属する団体により決め方があるかもしれませんが、決定方法によるメリットデメリット、おすすめ方法などをまとめてみました。
決め方はいろいろあると思いますが、参考にしてみてください。
<行先を各自が選べるパターンに関しては後日別記事で紹介します。>

希望方面アンケートタイプ

次回の旅行はどこに行きたいか?と旅行企画前に参加候補者に聞く形式です。

メリット

  • 全員の意見を聞く姿勢をアピールすることが出来る。
  • 公平感がある、ように見える。
  • 各自が好きな意見を言うことが出来る。
  • 理由も聞くと意外なアイディアが出てくることがある。

デメリット

  • 集約作業に時間・手間がかかる。
  • 多くの希望は反映されないため不参加の口実を作ってしまう。
  • 1位になる方面が実現性が乏しかったり、会社が考える旅行目的が達成できない可能性がある。

候補数を絞るタイプのアンケート

国内は沖縄、海外はグアムなどの形で幹事側で方面を絞ってアンケートを取る形式です。3~5方面くらいまでで十分だと思います。あまり多いと「希望が通らなかった人」が多いことになってしまいます。

メリット

  • 旅行の具体的な内容をイメージして検討してもらえる
  • 空き状況も確認して具体的な日程を確認して検討出来る。
  • 多数決で公平性があるように感じてもらえる。

デメリット

  • 希望方面が無いから行かないという理由が作れる。
  • 多数決で負けた方面の希望者の意見は死票となる。

幹事に決定権があり、決定後に発表する形式

今回の方面はこちらに決まりました。と言い切ってしまう形式。
幹事が独断で決めてよいという文化があるのなら全く問題ないと思います。
多くの人に意見を参考にすると旅行内容は纏まりにくくなるので決められるようなら幹事権限で決めてしまいましょう!

メリット

  • 自分が考えたベストのプランを実施できる。
  • 余計な意見を聞かなくて済む。「幹事権限です!」
  • 1つに絞ることで時間の短縮と内容の充実が狙える

デメリット

  • 社内の人望がもともと良い人でないと納得してもらいにくい。
  • 旅行中も旅行後も、幹事が不満の矛先になりやすい。

社長に決断してもらう。

幹事の立場としては不満が出たときの矛先になるのを恐れたり、勝手に進めていると思われなくないという不安があると思います。その点で最もおすすめなのは社長に旅行内容を決めてもらう、ということです。

とはいえ、社長も忙しいはずですし旅行内容をイチから検討している時間もないですよね。
そのため、おススメとしては社長の旅行に対する考え方を反映させた2案を用意して、どちらか決断してもらうというパターンです。

必ず幹事としてどちらがいいと考えているかは理由とともに伝えるようにしましょう。
決定を丸投げしていると思われたり試されていると思われたりしてはよくありません。

メリット

  • 社長に選んでもらうことで、社長が決めた形に出来る。
  • 組織のトップが決めたことなので不満が出にくい。少なくとも社長から不満は言いにくい。
  • 決断までのプロセスで社長が何を重視しているかが把握しやすい。

デメリット

  • 社長に決めてもらうにしてもそれなりの準備が必要

判断基準となる情報 料金・場所・観光内容・効果

料金(会社負担・自己負担額)

  • 旅行代金に「含むもの」「含まれないもの」を明記しましょう。
    • アンケートタイプは比較検討しやすいように「含むもの」は出来るだけそろえましょう。
  • 会社負担額と自己負担額が分かるように明記しましょう。
    • 自己負担が多いと、参加者はより内容にシビアになります。。
  • 積立制度がある場合は参加しなかった場合の対応を明確にしておきましょう。(全額返金だと参加人数が減少する可能性があります)
  • 家族同伴の場合の料金を明示しましょう。
    • 子供参加の場合は年齢により料金が異なるのでアンケート段階で旅行出発日の年齢を確認しましょう。
  • パスポート、ESTAの取得料金の対応は早めに決めて案内をしましょう。
    • 会社が払って当然、と考える人もいれば個人が払うべきと考える会社もあります。

目的地(業務終了後参加、現地合流の可否)

  • 忙しい会社だと特に業務終了後に合流できる立地が喜ばれます。
  • 翌朝離団する人や当日離団する人が多い場合は考慮した目的地にしましょう。
  • 集合時間・解散時間は前泊や後泊のことも考えて設定しましょう。

観光内容

  • 世界遺産・国宝など分かりやすい価値を記載しましょう
  • 見どころや○○で有名、など伝わるようにしましょう
  • 自由行動の有無があるかもわかりやすいように記載しましょう

効果

  • 社長に説明する際は旅行によりどんな効果があるのかも話せるようにしましょう。
    • <後日作成内部リンク→社員旅行に期待される効果>

以上、いかがでしたでしょうか。私としては下に行くほどおススメの決定方法になりますが、会社の文化や雰囲気などあるのでメリットデメリットを意識したうえで決め方を選んでください。

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